# all()の使い方
Pythonでリストやタプルなどのイテラブルオブジェクトの要素がすべてTrue(真)かを判定するには組み込み関数all()を使います。
# all()関数の例1
以下のall()
を用いたコードはmylistの中身がすべてTrueですのでtrueを返します。
Check if all items in a list are True:
mylist = [True, True, True]
x = all(mylist)
# all()関数の定義及び使い方
all()関数は、反復可能なすべての項目がtrueの場合はTrueを返し、それ以外の場合はFalseを返します。 イテラブルオブジェクトが空の場合、all()関数もTrueを返します。
# all()関数の書き方
all(iterable)
# all()関数の引数
iterable:イテラブルオブジェクト (list, tuple, dictionary)
# all()関数の例2
以下のall()
を用いたコードはmylistの中身の1つが0
ですのでfalse
を返します。
Check if all items in a list are True:
mylist = [0, 1, 1]
x = all(mylist)
# all()関数の例3
以下のall()
を用いたコードはmytupleの中身に0
とfalse
が含まれていますのでfalse
を返します。
Check if all items in a tuple are True:
mytuple = (0, True, False)
x = all(mytuple)
# all()関数の例4
以下のall()
を用いたコードはmysetの中身に0
が含まれていますのでfalse
を返します。
Check if all items in a set are True:
myset = {0, 1, 0}
x = all(myset)
# all()関数の例5
以下のall()
を用いたコードはmydictの中身に0
が含まれていますのでfalse
を返します。
mydict = {0 : "Apple", 1 : "Orange"}
x = all(mydict)
ディクショナリに対してall()関数を使用すると、値ではなくすべてのキーが真であるかどうかがチェックされます。